「姿勢を良くしたい」「体幹を鍛えて痩せやすい体を作りたい」と考えたとき、候補に挙がるのがピラティスです。しかし、いざ調べ始めると『マシンピラティス』と『マットピラティス』の2種類があり、どちらを選べば良いのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
実は、この2つはエクササイズのやり方だけでなく、得られる効果や初心者への難易度、料金体系も大きく異なります。自分に合わない方を選んでしまうと、効果を実感しにくかったり、継続が難しくなったりすることもあります。
本記事では、ピラティス専門ライターがマシンとマットの違いを徹底比較。初心者にこそマシンがおすすめな理由や、それぞれのメリット・デメリット、さらに全国展開している人気スタジオまで詳しく解説します。この記事を読めば、あなたがどちらを始めるべきか、どのスタジオに通うべきかが明確になるはずです。
この記事の目次
マシンピラティスとマットピラティスの根本的な違い
ピラティスはもともと、負傷した兵士のリハビリとして開発されました。その過程で生まれたのが、専用の器具を使う「マシンピラティス」と、マット一枚で行う「マットピラティス」です。
1. エクササイズの方法と負荷の調整
マットピラティスは、自分自身の体重(自重)をコントロールして動きます。重力に対して自分の体を支える必要があるため、実は基礎的な筋力や正しい体の使い方が求められる、中〜上級者向けの一面もあります。
一方、マシンピラティスは「リフォーマー」などの専用マシンを使用します。マシンのスプリング(バネ)が動きをサポートしてくれるため、筋力が少ない初心者でも正しいフォームを維持しやすいのが特徴です。また、スプリングの強度を変えることで、負荷を重くすることも軽くすることも自由自在です。
2. 得られる効果とアプローチ
マットピラティスは、体幹(コア)の強化に非常に優れています。また、マットさえあればどこでもできるため、自宅でのセルフケアにも向いています。
マシンピラティスは、数百種類以上のエクササイズが可能で、特定の部位(二の腕、内もも、背中など)をピンポイントで鍛えるのが得意です。歪んだ骨格をマシンがガイドしてくれるため、姿勢改善のスピードが早い傾向にあります。
3. 料金相場と通いやすさ
一般的に、マシンピラティスの方が料金は高めに設定されています。高価な器具を使用し、インストラクターが一人ひとりを細かく指導する必要があるためです。対してマットピラティスは、大人数のグループレッスンが多いため、比較的リーズナブルに受講できます。
初心者がスタジオを選ぶときの3つのポイント
ピラティスを始める際、特に初心者がチェックすべきポイントを3つに絞って紹介します。
① レッスン形式(グループかパーソナルか)
初心者のうちは、正しい呼吸法や骨盤の位置を覚えるのが大変です。しっかり学びたいなら「パーソナル(マンツーマン)」がおすすめですが、コストを抑えたいなら「少人数制グループ」を選びましょう。大人数のクラスだと、フォームが間違っていても気づかれない可能性があるため注意が必要です。
② インストラクターの質と専門性
ピラティスは非常に繊細な動きを重視します。解剖学的な知識が豊富なインストラクターが在籍しているか、資格保有者が教えているかを確認しましょう。公式サイトで講師の紹介ページをチェックするのも良い方法です。
③ 施設の設備と通いやすさ
マシンピラティスを希望する場合、どのような種類のマシンが置いてあるかも重要です。また、仕事帰りや休日に無理なく通える立地か、更衣室やシャワーなどの設備は充実しているかなども、モチベーション維持には欠かせません。
おすすめのピラティススタジオ紹介
ここからは、マシンピラティスを中心に、全国で人気の高いおすすめスタジオを紹介します。それぞれの特徴を比較して、自分にぴったりの場所を見つけてください。
zen place(ゼンプレイス)
zen placeは、日本最大級のピラティス・ヨガ専門スタジオです。教育の質が非常に高く、世界基準の資格を持つインストラクターが多数在籍しています。マシン、マットの両方のレッスンを提供しており、最新の科学的知見に基づいた指導が受けられるのが魅力です。
本格的なピラティスを学びたい方や、体質改善を本気で目指す方におすすめです。全国に多数の店舗があり、他店舗の利用も可能なプランがあるため、通いやすさも抜群です。
料金目安:コースにより異なるため、詳細は公式サイトをご確認ください。
the SILK(ザ シルク)
女性専用のマシンピラティススタジオとして、圧倒的な人気を誇るのがthe SILKです。白を基調とした清潔感あふれる空間が特徴で、パウダールームには高級ドライヤーが完備されているなど、女性が心地よく通える工夫が凝らされています。
専用マシン「リフォーマー」を使用したレッスンは、音楽に合わせて楽しく動くスタイルも多く、運動が苦手な方でも楽しみながら続けられます。
料金目安:詳細は公式サイトをご確認ください。体験レッスンも実施中です。
pilates K(ピラティスケー)
「30歳からの本気ボディメイク」をコンセプトに掲げる、女性専用のマシンピラティススタジオです。カジュアルかつスタイリッシュな空間で、音楽に合わせたグループレッスンが受けられます。
部位別にアプローチするプログラムが豊富で、「お腹痩せ」「脚痩せ」「ヒップアップ」など、自分の悩みに合わせてクラスを選べるのが強みです。トレンド感のある雰囲気で、楽しみながらボディラインを整えたい方に最適です。
料金目安:詳細は公式サイトをご確認ください。
CLUB PILATES(クラブピラティス)
アメリカ・カリフォルニア発、世界中に展開している世界最大級のピラティススタジオです。最大の特徴は、リフォーマー以外にも「チェア」「スプリングボード」「TRX」など、多彩な器具を組み合わせた独自のクラス編成です。
初級から上級まで4つのレベルに分かれており、自分に合った強度のレッスンを選べます。飽きずに様々な刺激を体に与えたい方におすすめです。
料金目安:詳細は公式サイトをご確認ください。
Rintosull(リントスル)
ホットヨガスタジオLAVAが運営する、マシンピラティス専門スタジオです。大画面のスクリーンを見ながら動く映像レッスンと、インストラクターのサポートを組み合わせたスタイルが特徴です。
ヨガで培われたノウハウを活かした、初心者にも分かりやすい指導が評判です。LAVAの店舗と併設されていることも多く、ヨガとピラティスの両方を楽しみたいという方にも選ばれています。
料金目安:詳細は公式サイトをご確認ください。
ELEMENT(エレメント)
マンツーマンのマシンピラティスを、リーズナブルな定額制で受けられるパーソナルジム・スタジオです。「パーソナルは高くて手が出ない」と思っていた方にこそチェックしてほしいスタジオです。
一回30分という短時間集中型のレッスンなので、忙しい方でも隙間時間に通うことができます。ウェアのレンタルなども無料で行っており、手ぶらで通える利便性も魅力です。
料金目安:詳細は公式サイトをご確認ください。
WECLE (ウィークル)
「ストレッチ×マシンピラティス」をテーマにした、日本初のサーキット形式のスタジオです。予約不要で、好きな時に行って30分間マシンを回るという手軽さが最大の特徴です。
独自のストレッチマシンとピラティスマシンを組み合わせることで、体をほぐしながら整えることができます。運動習慣がない方や、肩こり・腰痛などの不調を改善したい方に人気です。
料金目安:詳細は公式サイトをご確認ください。
URBAN CLASSIC PILATES(アーバンクラシックピラティス)
マシンピラティスとTRX(サスペンショントレーニング)を組み合わせた、ボディメイクに特化したスタジオです。予約不要で通えるシステムを導入しており、仕事や予定の合間に立ち寄れるのがメリットです。
インナーマッスルだけでなく、適度な筋力トレーニングも取り入れることで、より効率的に引き締まった体を目指せます。都会的で洗練された内装も人気の理由です。
料金目安:詳細は公式サイトをご確認ください。
BDC PILATES (BDCピラティス)
日本で初めてマシンピラティスのグループレッスンを専門としたスタジオの一つです。ダンススタジオを母体としており、解剖学に基づいた質の高い指導が特徴です。
1クラス最大8名までの少人数制を徹底しているため、グループレッスンでありながらパーソナルのようなきめ細やかな修正を受けられます。正しく、緻密な動きを習得したい方に向いています。
料金目安:詳細は公式サイトをご確認ください。
LaLa pilates(ララピラティス)
女性専用のセミプライベートスタジオで、リフォーマーを使ったレッスンが中心です。最大6名程度の少人数制を採用しており、アットホームな雰囲気の中で落ち着いてトレーニングができます。
「無理なく、楽しく、美しく」をコンセプトにしており、運動初心者の方でも安心して参加できるプログラムが充実しています。スタッフとの距離が近く、相談しやすい環境が整っています。
料金目安:詳細は公式サイトをご確認ください。
スタジオ比較一覧表
紹介したスタジオの特徴を一覧表にまとめました。自分の優先順位に合わせて比較してみてください。
| スタジオ名 | 主な特徴 | 公式サイト |
|---|---|---|
| zen place | 世界基準の教育・本格ピラティス | 詳細を見る |
| the SILK | 女性専用・洗練されたおしゃれ空間 | 詳細を見る |
| pilates K | 音楽に合わせたボディメイク・低価格 | 詳細を見る |
| CLUB PILATES | 15種類の器具を使った多彩なメニュー | 詳細を見る |
| Rintosull | 映像レッスン×インストラクターサポート | 詳細を見る |
| ELEMENT | 定額制の通い放題パーソナル | 詳細を見る |
| WECLE | 30分・予約不要・サーキット式 | 詳細を見る |
| URBAN CLASSIC PILATES | マシンピラティス×TRX・予約不要 | 詳細を見る |
| BDC PILATES | 少人数制・解剖学に基づく専門指導 | 詳細を見る |
| LaLa pilates | 少人数セミプライベート・女性専用 | 詳細を見る |
ピラティスに関するよくある質問(FAQ)
Q. 初心者ですが、体が硬くても大丈夫ですか?
A. まったく問題ありません。むしろ、マシンピラティスは体が硬い方にこそおすすめです。マシンが可動域をサポートしてくれるため、無理なく筋肉を伸ばすことができ、徐々に柔軟性が高まっていきます。
Q. 週に何回くらい通うのが効果的ですか?
A. 理想は週2〜3回ですが、まずは週1回からでも継続することが大切です。ピラティスの創始者は「10回で気分が良くなり、20回で見た目が変わり、30回ですべてが変わる」という言葉を残しています。まずは10回を目安に続けてみてください。
Q. どんな服装で行けば良いですか?
A. Tシャツやレギンスなど、動きやすくフィット感のある服装が望ましいです。ダボダボすぎる服だと、インストラクターが体のラインを確認しづらいためです。また、多くのスタジオでは滑り止めの付いたソックスの着用が推奨されています。
Q. マシンとマット、結局どっちがいいの?
A. 早く効果を実感したい初心者の方には「マシンピラティス」が断然おすすめです。一方で、コストを抑えて家でも練習したいなら「マット」が良いでしょう。多くのスタジオで体験レッスンを行っているので、まずは一度どちらも試してみるのが一番の近道です。
まとめ:自分に合ったピラティスで理想の体へ
マシンピラティスとマットピラティスには、それぞれの良さがあります。マシンは「サポートを受けながら正しいフォームで効率よく」、マットは「自重を使って体幹をダイレクトに」鍛えるのが得意です。
運動経験が少ない方や、姿勢を根本から改善したい方は、まずはマシンピラティスが受けられるスタジオの体験レッスンへ行ってみることをおすすめします。専用のマシンを使うことで、驚くほど体がスムーズに動く感覚を味わえるはずです。
今回紹介したスタジオは、どれも実績があり、初心者へのサポート体制が整っています。通いやすさや雰囲気、料金体系などを比較して、あなたのライフスタイルに最適な一軒を見つけてください。ピラティスを通じて、しなやかで健康的な美しい体を手に入れましょう。
